新型コロナウィルスの感染拡大によって、暮らしも仕事も不確実性を増す昨今……、個人の価値観や暮らし、そしてビジネスにおいても注目されているのが「レジリエンス」というキーワードです。

「レジリエンス」とは、脅威に直面しても根元から折れることなく、柔軟な思考と強い対応力で、逆境から素早く立ち直ることができる精神的回復力のこと。2011年のFIFA女子ワールドカップに優勝した女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」は、逆境や困難に直面してもしなやかに立ち上がる姿を体現し、多くの人に感動を与えました。

このイベントでは、ジェンダーの壁など、様々な逆境に「レジリエンス」をもって挑み続ける女子サッカーチームの関係者を招き、個人や企業がこれからの時代を生き抜く上で必要な「レジリエンス」を徹底解剖し、実践ノウハウをシェアしていただきました。

学びのサマリ

☑個のレジリエンスを育むために必要なこと

  • 「何のために」「どうしたいのか」など、生き方や働き方について自分自身への問答と思考の掘り下げを行い、個のビジョンの解像度をあげていく。
  • 新しい課題や壁に出会えるよう、受け身で同じ環境に身を置かない。常に主体的に新しいチャレンジングな環境に身を置き、課題を乗り越えるために自分と向き合う、その繰り返しが自分の中の「レジリエンス」を育てる。

☑組織・チームとしてレジリエンスを育むために必要なこと

  • 全員が本質的なゴール、ビジョンを共有している。
  • 小さなグループをつくらせず、多様な個が共生する場をつくる。
  • 批判をする際には代替案となる自分のアイデアを必ずもって話しをする。

ジェンダーの壁を越えて、男性リーグという新たな挑戦の場でも活躍されている永里選手、
女性・アジア人として初のスペインリーグ監督として活躍されてきた佐伯さん、女子サッカーの社会的価値、地域コミュニティとしての場の創出を目指しチーム育成に挑む大多和さん、お三方のお話はビジョンや具体的な手段などがとても明確で、私たちチームメンバーも大きな刺激とアイデアをいただきました。

ご興味ある方は、下記よりイベント内容をご覧ください!